〜デジタル教材「memo:Re」の特徴〜

学びを　もっと楽しく、もっと自由に！

「漢字を覚えるのが得意でない」という子どもたちの理由にはさまざまなことが推測できます。
視覚的な認知が苦手であったり、図形的に構成する力が弱かったり、そもそも字を書くのが得意でなかったり…
いずれにしても、そのような子どもに漢字を反復して書かせたりすることで、精神的な「苦痛」を感じてしまい、より苦手意識を強めてしまうことも少なくないのです。
今回の「視聴覚法」による漢字学習は、従来の方法に囚われない、楽しく自由な学習法です。
まずは、50字の漢字からスタートしますが、随時、新しい漢字をアップしていきます。
さらに、いずれは皆さんからも視聴覚法の良い覚え方を投稿していただくことも考えています。
みんなでつくる新感覚デジタル教材、それがmemo:Reシリーズです！

たとえば、漢字の形をひたすら書いて覚えるのでなく、”へん”や”つくり”をパーツ化して分解し、文章として読み上げながら漢字の構成を知っていくことで、子どもたちにとっても楽しく漢字を覚えることができるようになります。

当教材を使用した子どもたちは、こんなに漢字を覚えるようになります

ケース１

当教室体験生の内、アンケートに「漢字」が苦手と答えた子ども累計50人超に対して、
聴覚法にて２つの難漢字熟語の習得に挑戦。

挨拶憂鬱

支援者が手本として言葉と書字を同時に示す。
次に本人が言葉を唱えながら漢字を記す。

ほぼ全員がその場で習得、
5分後の白紙再生で正答率100%

ケース2

当教室通室生Aくん（小5）小2より不登校。知的には低くないが、
本人曰く「漢字が一番苦手」
診断はない。5文字習得に挑戦。

機器墓競祭

本人が未習得の５文字をパワーポイント教材を
見せながら
各1～2分、計約10分学習

• ①学習直後、その場ですぐに
  白紙再現した結果、全て正解
• ②1週間後、「祭」の‟示“部分の記憶が
  曖昧であったが、残りは全て正解する

楽しく漢字を
覚えられる理由

• 
  見て、聴いて、書いて覚えるから忘れない

  

  瓜（うり）と爪（つめ）というよく似た漢字を覚えるのに、昔の人は「うりにツメあり、つめにツメなし」というフレーズをつくりました。瓜と爪の漢字の違いを言語化して明確にしたのです。
  つまり、漢字を覚えたり、思い出したりするのに「聴覚」という「有効な手がかり」を添えたのです。今回の教材では、「見る」「聴く」「書く」など多感覚を使うことで、漢字を覚えたり、思い出したりするための「有効な手がかり」をいろいろと得ることができます。
  ですから、そのフレーズ完璧に丸暗記しなくてはいけないのか！？　決してそんなことはありません。もちろん丸暗記できればより確実ですが、そうでなくても、多感覚で得た「有効な手がかり」が漢字を習得する大きな助けとなるのです。

• 
  パズルやクイズで遊びながら学べちゃう

  

  「アウトプットが最高のインプット」という言葉があります。
  私たちが学習内容をしっかりと自分のものにするには、覚えたこと（インプットされたもの）を自分で再現してみる（アウトプット）ことが大切です。一度、脳内にインプットした漢字を、実際に形として表現（再現）してみるのです。フレーズで覚えた漢字のパーツがどの位置にくるのか、その大まかな構成をつかむことで漢字を段階的にしっかりと習得できるようになっています。
  また、従来の反復作業ではなく、パズルやクイズといった遊びを取り入れながら楽しくアウトプットすることで脳も活性化しより高い学習効果が期待できます。

• 
  楽しい象形動画で基本パーツをインプット

  

  漢字学習において視聴覚法による効果は、教育研究者や医療関係者の方々の研究により、その有効性が論文等にて発表されております。しかし、その視聴覚法を有効に活用するためには、覚えたい漢字のパーツとなる基礎漢字を習得しておくことがとても重要です。
  例えば、「炭」を視聴覚法で「山一ノ火で炭をつくる」というフレーズで覚える場合、「山」や「火」などが習得されていることが必要です。このように視聴覚法による学習以前に基礎漢字の習得が必要な子どものためにmemo:Re「象形文字編」を用意いたしました（※）。まずは、視聴覚法で頻出する基礎漢字について31字ほどを取り上げました。なお、基礎漢字について習得済みであるようでしたら、象形文字編は取り組まずに視聴覚法に進んでしまって大丈夫です。